【銘柄フラッシュ】オンキヨーなど急伸し株価2ケタのティアックは出直り強める

2017年6月22日 16:37

 22日は、スターティア<3393>(東1)がストップ高の16.1%高となり、AR(拡張現実)サービス拡大に向けて中国に合弁会社と発表したことなどが好感されて東証1部の値上がり率1位。日本カーバイド工業<4064>(東1)は三菱電機<6503>(東1)が開発した「空中ディスプレイ」にリフレクター(再帰反射シート)が採用されたとの発表が注目されて9.9%高となり東証1部の値上がり率2位。ティアック<6803>(東1)は22日付でフォノアンプを発表したほか生体計測機器などの事業もあり、株価2ケタのため思惑含みとされて戻り高値を更新の8.5%高となり東証1部の値上がり率3位。

 サンテック<1960>(東2)は21日に業績予想の増額修整を発表しストップ高の15.5%高。ジー・スリーホールディングス<3647>(東2)は5月締めの第3四半期業績が好調との見方があり7.0%高となって2016年8月につけた上場来の高値を更新。

 シリコンスタジオ<3907>(東マ)は「ニンテンドースイッチ」への製品対応に続き米社と共同開発するスマートフォン向け新ゲームの公式SNS公開との発表が材料視されて2日連続ストップ高の20.0%高。テモナ<3985>(東マ)はネット通販の普及による地方活性化を目的に「ネッパン協議会」に参加し積極展開とされて10.9%高となり大幅反発。

 オンキヨー<6628>(JQS)は簡単に電話会議を実現する小型のスピーカーフォンが「音声認識AI」への発展を連想させるとされて連日ストップ高の26.0%高。エスケーエレクトロニクス<6677>(JQS)は6月の日本リハビリテーション医学会学術集会に出展した最新のウェアラブル医療機器や握力サポートウェアラブルロボットなどに注目する様子があるようで11.0%高の急伸となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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