スバル、新型「レヴォーグ」「WRXS4」は高速上自動制御モデルに
2017年6月20日 05:20
スバルはこの夏に、ステーションワゴン「レヴォーグ」とスポーツセダン「WRX S4」の新型の発表を予定しているが、これらの車種は新登場となる最新型の「アイサイト」の持つ「ツーリングアシスト機能」によって、高速道路上での運転が自動制御可能となるようだ。
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ツーリングアシスト機能は、レヴォーグとWRX S4の新型モデルの全車種に標準装備として搭載されることになるという。
ツーリングアシストの導入によるアイサイトの新機能はどのようなものとなるか。まず、車線中央維持の作動領域は、従来の「60km/h以上」から「0km/h以上」へと拡大される。また、「先行車追従操舵」が追加され、これが「全車速域追従機能クルーズコントロール」と組み合わさることで、高速道路でのアクセル、ブレーキ、ステアリングの操作が自動制御され、ドライバーをアシストする。
新型のレヴォーグとWRX S4には、SUBARU国内仕様では初となる後退時自動ブレーキシステムを採用し、ドライバーの認識範囲を広げてさらなる安心をプラスする「アイサイトセイフティプラス」をメーカー装着オプションとして設定する。
アイサイトセイフティプラスの機能についてもう少し詳しく説明しよう。まずは、運転支援、後側方警戒支援システム。車両後部の内蔵センサーによって後ろから接近する車両を検知し、システムが衝突の危険を感知した場合、LEDインジケーターや警報音でドライバーに注意喚起を行う。
次に、視界拡張。リヤゲートガラスの内側のカメラ映像をルームミラーに表示する。また、フロントグリルと助手席側ドアミラーのカメラ映像を、マルチファンクションディスプレイに表示。
なお、SUBARUのオフィシャルウェブサイトにおいては、大幅に進化した新しいアイサイトのムービーコンテンツが、専用サイトで公開されている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)