NY原油:反発で44.74ドル、一部産油国はOPEC主導の協調減産に従う意向
2017年6月17日 09:12
*09:12JST NY原油:反発で44.74ドル、一部産油国はOPEC主導の協調減産に従う意向
NY原油先物7月限は反発(NYMEX原油7月限終値:44.74 ↑0.28)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比+0.28ドルの44.74ドルでこの日の取引を終えた。原油の供給超過状態は解消されていないが、週末前で短期筋のポジション調整的な買いが入ったようだ。また、一部産油国は6月、7月に石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産に従う意向があると報じられたことや、為替相場がドル安・ユーロ高に振れたことも材料視されたようだ。
なお、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが16日午後に公表した国内の石油掘削リグ稼働数は前週比6基増加し747基となった。稼働数は22週連続で増加している。《MT》