Essential Phone、米国ではSprintが独占販売 反応は微妙
2017年6月16日 20:44
headless曰く、 「Androidの父」ことアンディ・ルービン氏のEssential Productsが米国でのEssential Phone独占販売キャリアを発表したのだが、これがSprintであったことからメディアでは微妙な反応が出ている(The Register、USA TODAY、9to5Google、Ars Technica)。
Sprintは米4大キャリアの1社だが、2015年にT-Mobileに抜かれて4大キャリア中最下位に転落している。RadioShackの経営悪化もSprintが展開していたモバイルショップの売上低下が原因とされる。
Essential会長のニッコロ・デ・マシ氏はUSA TODAYに対し、市場がこれまでと違う方向に進んでいくと踏んでおり、(Sprintとの提携により)ネットワークの未来と提携することになるとの考えを示したという。また、ルービン氏とSoftbankの孫正義氏との関係も指摘したとのこと。Softbankは2013年にSprintを買収して傘下に収めている。
9to5Googleの記事ではSprintの独占販売により、購入意思が失われたかどうかを尋ねる投票を実施している。タレこみ時点ではSIMフリー端末を購入するので独占販売の影響はないという回答が55.78%を占めているが、現在使っているキャリアからしか端末を購入しない・全額を払ってSIMフリー端末を購入したくない(のでEssential Phoneは購入しない)という回答も合計で37.50%にのぼる。現在Sprintを使用しているので購入意思が失われることはないとの回答は6.72%に過ぎない。