松竹やエブリスタが「エブリスタジオ」、映像作品の原作をWeb募集で開発
2017年6月16日 08:40
松竹、エイベックス・ピクチャーズと、同名の小説投稿サイトを運営するエブリスタは15日、新作開発プロジェクト「エブリスタジオ」を創設、そのプロジェクト第1弾企画として、投稿小説をテーマにしたオリジナルの学園小説を募集すると発表した。
松竹は言わずと知れた映画製作・配給会社であり、エイベックス・ピクチャーズもまた実写・アニメーション双方の制作を行い、数々の作品を世に送り出している。今後、「エブリスタジオ」を通じて、定期的に作品を募集、書籍化が内定した作品を原作とし、映像化を行っていくという。
なお、「エブリスタ」は“小説を書きたい人と読みたい人が出会うプラットフォーム”として既に200万点以上の作品を配信しており、大手出版社との協業による「エブリスタ小説大賞」の開催や、ヤングマガジン編集部との共同レーベル「eヤングマガジン」の展開などを行っている。
既作としては、シリーズ累計700万部を突破した『王様ゲーム』、100万部を超えた『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』などがあり、書籍化のみならずメディアミックス展開も進んでいる。
「エブリスタジオ」第1回作品募集の要項は以下の通り。
■応募期間
2017年7月1日~8月31日
■結果発表
2017年10月末日(予定)
■応募方法
エブリスタ内特設ページよりエントリー
■応募資格
不問(プロ・アマ問わず)
■募集文字数
3万字以上、上限なし(5万字程度推奨)
■募集テーマ
・ストーリーに「投稿小説」が関係すること
・オリジナルの学園小説であること
・恋愛・ファンタジーなどのジャンルは不問
・主人公が学生であり、学校が舞台であること
・結末がハッピーエンドであること(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)