生鮮食品扱う「Amazonフレッシュ」が首都圏での対象エリアを拡大
2017年6月15日 20:20
Amazon.co.jpは15日、「Amazonフレッシュ」の対象エリア拡大を発表した。これまでAmazonフレッシュの対象エリアは東京都の港区、千代田区、中央区、江東区、墨田区、江戸川区の6区だけだったが、さらに次の通り対象エリアを拡大する。
【4月に開始】生鮮食品扱う「Amazonフレッシュ」、差別化ポイントは「配達」にあらず
Amazonフレッシュの新しい対象エリア(いずれも一部エリアを除く)
・東京都:これまでの6区+12区(新宿区、文京区、台東区、荒川区、足立区、葛飾区、渋谷区、目黒区、世田谷区、杉並区、品川区、大田区)、調布市、狛江市
・神奈川県:川崎市中原区、多摩区、宮前区、高津区
・千葉県:市川市、浦安市
AmazonフレッシュはAmazonプライム会員を対象とした宅配サービス。Amazonプライム会員なら、30日間の無料体験後に月額500円でAmazonフレッシュ会員に申し込める。取扱い品目は食料品から日用品・雑貨などで、対象エリア内なら注文から最短4時間で商品を受け取れる。配送料は注文金額が6,000円以上の場合は無料、6,000円未満の場合は1回の注文につき500円。
Amazonフレッシュでは、対象エリアの拡大とともに取扱品目も拡大する。これまでの10万点以上の商品に新たに約7万点の商品を追加し、取扱う商品は17万点以上となる。ネットならではの少し高級な「お取り寄せグルメ」だけでなく、日常的な生鮮食品や雑貨も多い。通常商品だけでなく週に2回の「新鮮市」を開催するなど、ネットスーパーの強力な競合相手となっている。
対象エリアや取扱品目の拡大と同時に、Amazonフレッシュ限定商品を導入する。Mon cher(モンシェール)の「パティスリー モンシェール 堂島ロール マスカットフレーバー」(フルサイズ1,350円、ハーフサイズ780円)はAmazonフレッシュのみの取扱いで、Amazonの他のストアやAmazon以外のストアでは取扱っていない。
Amazonプライム会員以外のAmazonユーザーは、Amazonプライム会員の30日間無料体験とAmazonフレッシュの30日間の無料体験を同時に利用することもできる。2017年6月30日までは初回購入時に利用できる2,000円OFFクーポンも配布中。
ただし、現在Amazonフレッシュの対象エリアは首都圏のみ。他の地域のAmazon会員は申し込むことはできない。(記事:成瀬京子・記事一覧を見る)