原油が買いチャンス到来?下値抵抗が強まる サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
2017年6月13日 16:12
*16:12JST 原油が買いチャンス到来?下値抵抗が強まる サンワード貿易の松永氏(三井智映子)
フィスコマーケットレポーターの三井智映子の「気になるレポート」です。今日はこれから買いチャンス到来か?と期待がかかる原油市場についてレポートします。
米在庫増を受けてNY原油先物相場は大幅下落していましたが、1バレル45ドル台でいったん下げ止まっていますね。
レポートでは、足元の価格について、『先週末のNY原油は、45.8ドルで取引を終え、2日連続で小動きとなりました。そして、現在のNY原油の電子取引は、46.1ドル付近で推移しております』と伝えています。
続けて、値動きの材料について、『先週末のNY原油市場では、ナイジェリアのパイプラインの一部停止が材料視されたようです。また、複数のアラブ諸国によるカタールとの国交断絶を受けて、「OPEC諸国の協調体制の足並みが乱れる」との見方が後退したことも材料視されたようです』と分析しています。
また、今後の値動きについて、『NY原油は、45ドル付近まで下落したことにより、5月上旬の安値とダブルボトムを形成する可能性も出てきました。昨年11月のOPEC総会で協調減産が決定してからの安値水準でもあるだけに、45ドル付近での下値抵抗が強まってきたようです』と伝えています。
テクニカル的な下値抵抗が強まるのだとしたら、買い場になる可能性もありますね。原油の押し目買いのチャンスを狙ってみるのもいいかもしれません。原油の価格にも引き続き注目してまいりましょう。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の6月12日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子《DM》