【銘柄フラッシュ】リバーエレテックが4日連続ストップ高となり東芝は5カ月ぶりに300円台を回復

2017年6月9日 16:56

 9日は、東芝<6502>(東1)が一時8.5%高の310.0円まで上げ、半導体子会社の買収候補の日米連合組に米投資ファンド、ベイン・キャピタルが加勢と伝えられて約5カ月ぶりに300円台を回復。

 トーセ<4728>(東1)が2日連続ストップ高の27.2%高となり、前日に続いてスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>(東1)の「ドラゴンクエスト ライバルズ」の開発に参画し同ゲームの検証テストが9日から19日まで行われるとされ、東証1部の値上がり率1位。エス・サイエンス<5721>(東1)は買い材料が判然としないまま3日連続大幅高の26.0%高となり、2ケタ銘柄で仕手色があり動き出すこと自体が思惑や憶測を呼び投機資金が集まるとされて東証1部の値上がり率2位。オルトプラス<3672>(東1)はKADOKAWAなどと共同開発した新ゲーム「結城友奈は勇者である 花結いのきらめき」がサービス開始翌日(2017年6月9日)に40万ダウンロードを突破したと発表したため注目されストップ高の22.8%高となり東証1部の値上がり率3位。

 ピクセラ<6731>(東2)は引き続き米グーグルが主催する開発者会合でテレビ事業の有力10社に位置づけられたとされて大幅続伸しストップ高の34.9%高。コーセーアールイー<3246>(東2)は6月8日に発表した第1四半期業績が売上高2.9倍、営業利益4.8倍などとなり一気に上値を追ってストップ高の16.1%高。

 リミックスポイント<3825>(東マ)はこのところビットコインに関する発表や報道が相次ぎ、9日は仮想通貨ビットコインをホテルなどでも両替できるサービスを展開する目的でエボラブルアジア<6191>(東1)と提携することを発表。3日連続ストップ高の26.8%高。アールエイジ<3248>(東マ)は8日に第2四半期業績の見通しを増額発表しストップ高の15.6%高。

 プラコー<6347>(JQS)は5月下旬に「早期復配の実現を可能にする体制を構築」する目的で資本金の額の減少と剰余金の処分を発表したことを材料視する様子があり5日続伸の18.3%高。買取王国<3181>(JQS)は月次動向の4カ月連続増加などが好感されて2日連続ストップ高の15.8%高。リバーエレテック<6666>(JQS)は世界最小サイズの水晶デバイス開発が言われて一時4日連続ストップ高の30.5%高となったが、週末とあって利食い売りが増えたようで大引けは15.7%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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