アッシュ・ペー・フランス、フェミニズム支援のメディア「SHEROS」開設

2017年6月8日 11:23

 アッシュ・ペー・フランス(東京、村松孝尚社長)はこのほど、フェミニズムを支援するオウンドメディア「シーローズ(SHEROS)」を開設した。タイトルの“シーロー(SHERO)”とは、女性にとっての“ヒーロー”を指す造語。オウンドメディアの運営は同社にとって初の試みとなる。

 「シーローズ(SHEROS)」は、アメリカ人女性キュレーターであるハンナ・フシハラ・アーロン氏とジェニファー・アームブラス氏の2人が、「女性のヒーローに手紙を書こう」というフェミニズム的思考のもとに企画した参加型アートプロジェクトがはじまり。2014年に、同社が運営するセレクトショップ「ランプ ハラジュク」で同企画を行った際には、約40人のアーティストやクリエイターが参加した。

 同メディアは、“現代のフェミニズム”を提案することをコンセプトとし、女性の権利や社会的地位に対する訴えを堅苦しく主張するのではなく、アートという表現方法で気軽に発信する楽しさを知ってもらうことを目的としている。併せてクリエイターやユーザーを巻き込んだコミュニティー形成も図っていく。

 同メディアには、アーロン氏によるアートプロジェクトのアーカイブや、クリエーター情報、ニュース、コラムなどを掲載。コンテンツ制作は、「ランプ ハラジュク」のクリエーティブディレクター矢野悦子氏、「LOVE & GIFT」などのギフトプロモーションを手掛ける國吉祐子氏ら同社の女性を中心としたチームが行う。

■SHEROS 公式サイト http://www.hpfrance-sheros.com

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