2度目の破産申請した米RadioShack、未使用のTRS-80など706点をオークションに
2017年6月4日 20:39
3月に2度目の破産を申請した米RadioShackは5月30日、未使用のTRS-80など計706点をオークションに出品した(RadioShack Auction #1、Consumeristの記事)。 RadioShackは2015年、連邦破産法11章に基づく破産を申請。買収したGeneral Wireless Operationsが直営店1,500店舗以上をRadioShackの名前で引き続き運営し、1,200店舗にはSprintがモバイルショップを展開していた。買収後の経営は改善していたが、モバイル関連の急激な売上低下により経営状況が悪化する。その結果、今度はGeneral Wireless Operationsが連邦破産法第11章に基づく破産を申請することになった。同社は約200店舗を閉店し、残る1,300店舗について今後の方針を検討している。 オークションはテキサス州フォートワースの本社で保管されていた思い出の品を整理するためのもので、数モデルのTRS-80や周辺機器、Tandyブランドのコンピューターや専用ソフトウェア、PDA、ラジオ、オーディオ製品、携帯電話、音響カプラ、留守番電話などが出品されている。ただし、状態についての説明が記載されているものは少ない。 このほか、額装の絵画/写真/ポスター、カタログ、マニュアル、ノベルティーグッズ、フランチャイズ用ピンバッジなどのアクセサリー、スポーツ選手のサイン入りユニフォーム、家具といったものまであり、こういったアイテムが出品の大半を占めるようだ。オークションは7月3日まで。