【ポケモンケーム】謎のゲーム?「はねろ!コイキング」は意外と面白い

2017年6月1日 20:10

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 昨今、ポケモンのゲームは数多く出ているのですがその中でも今回、新しく登場しましたアプリゲーム「 はねろ! コイキング 」はなんとも言えないカオスなつくり。

 しかし、やり始めてしまうと何故か止められなくなる、そんな中毒性の高いゲームを実際にプレイしてみた筆者がご紹介します。

■「 はねろ!コイキング 」が持つ謎の世界観。


 主人公はホップタウンという町にやってきた新人トレーナー。カープ町長という何だかあの魚と直結しそうな名前の町長に出会います。

 町長が言うにはこの町にはポケモンのコイキングのはねる力を競いあうリーグが開催されており、町を復興させていたらしいのです。

 ところが去年はリーグチャンピオンが出ずリーグは盛り下がりぎみなのだとか。

 そこで、主人公に目をつけた町長はコイキングを育てリーグの優勝を目指すように半場強制的に主人公を釣り場へつれていくのでした。

 町長は主人公に3つのつりざおから好きなものを選ぶようにいいます。

 まるでポケモンの最初の3匹から選ぶかのようなフリなのですが、そのつりざおを1つ1つ見てみますと…

ボロのつりざお

 ボロのつりざお

 ボロのつりざお
 全部ボロのつりざおじゃねーか!!

 と選ぶもへったくれもないのですが、この中から1つ選んでつりを始めます。

 するとそこからつり上がったのはドククラ…ということもなくコイキングが釣れました。

 主人公はここからコイキングを育てるブリーダーとなってはねるリーグのチャンピオンを目指してせっせと食べ物をやり、特訓をしの日々を送るのです。

■ひたすらの作業ゲー。だが、それが面白い


 このゲームでやることといったら、コイキングにきのみを食べさせる、地道な特訓をする、強くなったら対戦相手と戦う(はねる高さを競いあうだけ)の3つだけ。

 対戦といっても相手よりどれだけ高くはねることができるのかといった地味なものですし、特に大きなストーリーもなくひたすらの作業ゲーとなっているのですが、これが意外と面白く、はねることしかできないどうしようもないポケモンに何故か愛着を感じ始めるのです。

 根気よく食べさせ、一緒に特訓をして、試合に勝つことでお互いに喜びを分かち合い(コイキングは特にリアクションしないのですが)そして、最大のレベルに達した時にはコイキングの世代交代が行われ涙涙のお別れが待っているのです。

 引退したコイキングは新しいコイキングと一緒にいけすで泳いでいるのでたまにはその顔を見て、あの頃共に戦った日々を振り返ってみてください。

■コイキング とは


 ここでコイキングをあまり知らない人に簡単な解説を。

 コイキングはポケモン初期シリーズから登場していたポケモンで、ボロのつりざおで釣ることができる超弱弱ポケモンなのです。

 このポケモンが覚える技といったら“はねる”“たいあたり”“じたばた”の3つだけ。

 そう、このポケモンには何もできることがないのです。

 そんなポケモンでも、あるレベルに達した時に大きく姿を変えることになるのですが…このゲームだとその姿を変えることはありません。

 実はこのゲームにはポケモンファンならばよく知っているかわらずのいしと呼ばれるものがはじめから持ち物として入っているためコイキングはコイキングとしてその生涯を送ることになります。

 何とも不憫な話ですね。

 ただ、同じコイキングでも今回のゲームではいくつかの種類があり、通常のコイキング、柄の入ったにしきコイキング、金色のゴールデンコイキングとその種類によって強さが別れてくるのでブリーダーは目当てのコイキングを釣るために釣り直すこともできるのです。

 ここでも厳選が行われるのか…

■ポケモン好きにはニヤリとする要素も


 コイキングを育てていくと色んなポケモンたちが応援にきていけすに住み着いてくれます。

 ピカチュウやポッチャマといった可愛いポケモンたちも登場するので地味な作業の癒しとなってくれることでしょう。

 また、しばらくやりこんでいくといけすのデコレーションとなるちょっとしたグッズを手にいれることもできるため、インテリアに凝ることもでき、とても楽しめることでしょう。

 さらにポケモンならではのカオスな設定がここにも引き継がれていたりします。

 ポケモンゲームをやっている人にはお馴染みの“金のたまおじさん”の登場や(金のたまは即効で売り払う主人公)、町長がマッサージをしてくれたりと原作ゲームからの引き継ぎ要素が盛りだくさんです。

 コイキングとの特訓の帰り道に様々なイベントが巻き起こりますので出会ったその日は忘れられない思い出になることでしょう(色々な意味で)。

 また、特訓の帰り道、コイキングが木に生えているきのみを採りたがるのですが、ここではねるを使わせるかどうかはブリーダーの決断によりますのでよーく考えてからはねさせてあげてください。(あ…どこからかピジョンが…)

■「 はねろ!コイキング 」まとめ


 そんなわけでとてもカオスながら意外とはまれるコイキング育成ゲームですが、実際のところはやってみないとその面白さはわからないもの。

 この機会にポケモンが好きな人もあまり興味がなかった人も始めてみてはどうでしょうか。コイキングへの愛着がわいてくるかもしれませんよ。

 「はねろ!コイキング」はアプリストアにて絶賛配信中です!

 それでは今回はこの辺でノシ!

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(あにぶ編集部/暁美ヨウ)

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