ツイッタークライアント「ついっぷる」10月末日サービス終了
2017年6月1日 08:35
インターネットサービスプロバイダなどを手がけるビッグローブは、同社が運営する、SNS「ツイッター」向けのクライアントサービス&アプリケーションである「ついっぷる」のサービス提供を、今年10月31日をもって終了すると発表した。
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ついっぷるは、2009年12月にパソコン用のクライアントサービス「ツイっぷる」としてスタート(名前はのちについっぷるに改称)した、ツイッター界隈では古参といえるサービスである(ちなみに、ツイッターの運営開始は2006年7月、日本語版の登場は2008年4月)。
終了となるサービスは以下の通り。
■Webクライアント版
・ついっぷるWeb PC版 (新デザイン/旧デザイン)
・ついっぷるWeb スマートフォン版
・ついっぷるWeb タブレット版
・ついっぷるWeb オフィス版
■アプリクライアント版
・ついっぷる iPhone (AppStore)
・ついっぷる iPad (AppStore)
・ついっぷる Android (GooglePlay)
・ついっぷる Android Pro auスマートパス版
■画像サービス/その他
・ついっぷるフォト
・ついっぷるアルバム
・ついっぷるフレンズ
ツイッターの投稿そのものは、ついっぷるにせよ他のクライアントソフトにせよ、あくまでも中継しているだけであるから、ついっぷるの消滅によって元ついっぷるユーザーがツイッターのサービスを利用できなくなるというようなことはない。
しかし問題は、外部サービスであるついっぷるフォトである。ついっぷるフォトとは、ツイッター上でツイート(書き込み)に添付するための画像を置く、クラウドサービスの一種だ。こちらのデータは消滅が予定されている。10月31日13:00に投稿受付停止、11月30日に閲覧停止であるという。
既に投稿済みの画像は、専用の一括ダウンロードページ(http://p.twipple.jp/download)に、ツイッターアカウントでログインすることでダウンロードすることができる。消されたくない画像のある方は、(現状、サーバーがパンク状態でアクセス困難となってはいるが)お早めに回収しておくことをお勧めする。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)