ソフトバンク、意思決定を支援するIBM「ワトソン」を新卒選考に活用
2017年5月30日 08:58
ソフトバンクは29日、入社希望者を客観的かつ適正に評価するためのエントリーシート評価にIBMのWatson日本語版を活用することを発表した。対象は総合職(総合コース・営業コース)および入社時年齢30歳未満の既卒者と他企業での就業経験者。
過去のデータを学習させたIBM Watsonに応募者のエントリーシートデータを読み込ませると、NLC(Natural Language Classifier:自然言語分類)によって内容が認識されて項目ごとに評価される。合格基準を満たす評価が提示された項目については選考通過とし、それ以外の項目は人事担当者が最終判断を行う。
同社では、IBM Watsonの活用で担当者がエントリーシートの確認作業にとられる時間が75%程度軽減できると見込んでいる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)