スマホユーザーとPCユーザーでは意思決定の傾向が異なるという調査結果

2017年5月30日 07:30

 人間の意思決定がスマートフォンによって変わる可能性があるという研究結果を英City, University of Londonが発表した(同大学の発表論文PC Watch)。

 発表によると、スマートフォンユーザーはPCユーザーと比べて理性的で非感情的な決定を行う傾向があるという。一方PCユーザーはスマートフォンユーザーと比べて、直感的で既存のルールに従った決断を好む傾向があるそうだ。

 研究では1010人を対象に、「トロッコ問題」のような決断を迫る問題への回答を求めたという。その結果、より多くの人を助けるために1人を犠牲にすると答えたスマートフォンユーザーは33.5%で、これはPCユーザーの22.3%よりも多かったという。

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