Re:CREATORS 第5話「平凡にして非凡なる日常」【感想レビュー】
2017年5月19日 11:35
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
ストーリーは2クールですが少しずつ物語が動き出しているレクリエイターズですが今回もヱヴァンゲリヲンを彷彿とさせる思春期主人公キャラの登場や日本政府の介入などスケールをあげながら面白くなってきております。
■Re:CREATORS 第5話「平凡にして非凡なる日常」のあらすじ
脚本家の中乃鐘昌明から連絡を受け、彼の自宅を訪ねる松原たちですが、そこには「無限神機モノマギア」の主人公、鹿屋瑠偉の姿がありました。
一行が今後の相談をしていると、突如自衛隊の襲撃を受け、被造物が出現する現象の調査と対策を行っている特別事態対策会議の場へと連れてこられてしまいます。
この会議で統括調整官を務めている菊地原亜希と話をつけたメテオラたちは、「大崩潰」を阻止するため、現実にやってきた被造物への接触と彼らの創造主の保護、そして軍服の姫君とその創造主の捜索に乗り出すのでした。
■Re:CREATORS 第5話「平凡にして非凡なる日常」の感想
ついに動き始めました。
新キャラ、瑠偉くんが登場し、自衛隊、日本政府の介入と一気にスケールが大きくなりました。
自分個人としてはファンタジー路線で進むと思っていたのですがそこはやはりBLACK LAGOON の作者、広江礼威先生原案だけあり、格好いい政府のキャラクターたちやミリタリー要素を盛り込んできております。
広江先生といえば本職?のほうであるBLACK LAGOON の漫画のほうも連載を再開されるようでファンとしては嬉しい限りでございます。(仕事が増えたほうがヤル気になるのだろうか)
さて、今回の放送で日本政府が介入しまして政府からの心ない妨害が入るのかと思いきや思ったより物分かりのいい方々、特に今回の事案を担当している対策会議を率いる政府高官の菊地原さんがセレジアさんやメテオラちゃんへの配慮ができる大人として素晴らしい人でした。
近年ではシン・ゴジラなどでも格好いいお役人さんがでてきておりますが日本のこういった格好いいお役人作品は二次元作品出身の製作者にとって何か惹き付けられるものでもあるんですかね。
ここまで観てきた限りでもこの作品における女性キャラの強さは広江作品らしい強さを持っております。
ストーリーとしてもカギを握るのが軍服の姫君やセレジア、メテオラといった女性キャラたちですので今後の展開としても女性キャラが作品を引っ張っていく可能性が高く、まだまだ登場していない新キャラや冒頭で一瞬登場した眼鏡少女が作品の核となっていくことは間違いありません。
もちろん、面白さ要素もまだまだ満載の回となっており巨大ロボのせいで家がなくなってしまった中乃鐘先生や実は年下好きだと発覚した瑠偉くん、相変わらずの下らないギャグを何処でも言うメテオラちゃんなどキャラクターたちの楽しい掛け合いは健在でありました。
■ 次回は
今回のラストで物語冒頭に登場していた謎の眼鏡少女と関係があったことを匂わせた颯太くんですが果たしてどのような仲だったのか。僕らよりの非リア充男子かと思っていたのですがこの流れだとまさかのリア充男子だったのではと思える展開に許しがたい気持ちでおります。
軍服の姫君も彼女がつくりだしたキャラクターのようですがいったいどのような経緯がありあのようなことを仕出かし始めたのかが今後の楽しみになってきました。
そして次週はついにあのキャラクターが登場。
坂本真綾さんが声をあてる築城院真鍳ちゃんは広江作品を象徴としてくれる素敵な笑顔(ゲス顔)を見せてくれる女の子キャラだけにどのような行動をとってくるのかが気になるところです。
奈須きのこ先生原作の空の境界の両儀式を彷彿とさせるキャラクターですがいかほどに。
以上、今回はこの辺でノシ
「 Re:CREATORS 」 第4話「そのときは彼によろしく」【感想レビュー】
(あにぶ編集部/暁美ヨウ)
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