NYの視点:アトランタ連銀は米Q2GDP成長見通し4%台へ引き上げ

2017年5月17日 07:55

*07:55JST NYの視点:アトランタ連銀は米Q2GDP成長見通し4%台へ引き上げ
アトランタ連銀は4−6月期国内総生産(GDP)の成長見通しを従来の3.6%から4.1%へ引き上げた。これまで出された同連銀のモデル予測の中で最大の4.3%に近づいた。最低は10日時点の3.5%。4−6月期には、0.7%と低調な1−3月期から伸びが大幅に拡大する見込み。

米商務省が16日に発表した4月住宅着工件数で、4−6月期の実質住宅不動産投資の成長が6%から8.3%へ改善。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した米4月鉱工業生産を受けて、同期の最終売り上げの伸びが3.3%から3.6%へ上方修正された。GDPの在庫投資の寄与度は1%ポイントから1.2%ポイントへ上昇。自動車や自動車部品の在庫の伸びが加速し、在庫全体を押し上げたと指摘した。

米国経済は順調に成長している。《HT》

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