亀田製菓が後場急伸、決算発表後に上げ年初来の高値を更新
2017年5月11日 15:10
■主力ブランド好調で今期も営業利益25%増など大幅拡大を見込む
亀田製菓<2220>(東1)は11日の13時30分に2017年3月期の連結決算を発表し、株価は直後に急伸。発表前の5380円(10円高)前後から14時40分にかけては7%高の5720円(350円高)まで上げて年初来の高値を更新した。
17年3月期の連結決算は、主力の11ブランドが好調に推移し、売上高が前期比1%増加して982.1億円となり、営業利益は同じく21%増加して56.1億円となった。今期・18年3月期の見通しは、強力なブランドポートフォリオの再構築などに取り組無などの施策により、売上高を前期比2%増の1000億円、営業利益は同25%増の24.8億円、純利益は同2倍の57億円、1株利益は270円33銭とした。株価は16年7月に6170円の上場来高値があり、この頃よりも業績見通しが拡大しているため、この高値更新に期待する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)