SUBARU、軽自動車「プレオ プラス」をフルモデルチェンジし発売

2017年5月9日 17:15

 SUBARUは、軽自動車「プレオ プラス」に2012年12月の初代発売以来のフルモデルチェンジを加え、2代目となったモデルを9日、発売した。最も安価なモデルであるプレオプラスF2WDの価格は、税込89万6,400円である。なお、全グレードでエコカー減税は免税。

【こちらも】スバル、「衝突安全性能評価大賞」受賞のSUV「SUBARU XV」を発表

 プレオ プラスは、ダイハツの「ミラ イース」をベースとしてOEM供給を受けた車種であり、「ミラ イース」がフルモデルチェンジされるのに合わせ、モデルチェンジとなった。最大の特徴は、ダイハツのスマートアシストIIIの採用だ。スマートアシストとは、ダイハツの先進テクノロジーであり、衝突回避支援システムである。ダイハツによれば、エアバックやシートベルトと同じように世の中のすべての車に「予防安全機能があたり前のものになる社会を目指して」導入されたシステムであるという。

 その現行モデルであるスマートアシストIIIは、運転中の「ひやり」とする場面で事故の回避をはかり、安全運転を支援する。ドライバーの視界や頭上の空間の邪魔にならない世界最小(ダイハツ調べ)のステレオカメラを搭載し、ソナーセンサーも備えられている。

 主な機能は、衝突警報機能、衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)、車両逸脱警報機能、誤発信抑制制御機能、先行者発進お知らせ機能、オートハイビームなどだ。

 そのスマートアシストを備えた新型プレオ プラスのコンセプトは、「セイフティ&スマート&スモール」。通勤や買い物など、日常の足になくてはならない存在として、誰もが安全に乗れる、合理的でスマートな車を目指して開発したという。

 また、モデルチェンジにあたり、最大で80kgほど車両を軽量化。これによってスムースな加速を実現、他にも燃費低減に効果的なアイテムの実装によって実用燃費の向上をはかっている。

 グレードは全部で、2WDと4WDに各4種類の8種類あり、排気量はすべて660ccとなっている。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る

関連記事

最新記事