NY原油:小幅高で46.43ドル、主要産油国の減産合意延長への期待残る
2017年5月9日 07:24
*07:24JST NY原油:小幅高で46.43ドル、主要産油国の減産合意延長への期待残る
NY原油先物6月限は小幅高(NYMEX原油6月限終値:46.43 ↑0.21)。前日比+0.21ドルの46.43ドルで取引を終えた。サウジアラビアのファリハエネルギー産業好物資源相は「石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国による減産合意は年末まで延長されることを目指す」との見方を示したことが材料視された。仏大統領選でマクロン氏が大勝したことや米雇用情勢の改善も買い材料となったようだ。ただし、原油の供給超過状態がすみやかに解消されることや在庫水準の大幅な低下は当面期待できないとの見方は残されている。チャート上では100日移動平均(51.49ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。《DM》