オリンパス不正会計で歴代経営陣が高額な損害賠償、実際に支払われるのか
2017年5月9日 06:38
2011年に発生したオリンパスの不正会計事件に関連し、同社や株主が歴代の経営陣らに対し損害賠償を求めた裁判では、4月末に総額590億円の損害賠償を命じる判決が下された(日経新聞)。しかし、支払いを命じられた経営陣らにこのような高額な賠償金の支払い能力があるのかどうか、という問題が出ているという(毎日新聞)。
こういった損害賠償にも対応する保険もあるようだが、オリンパスが保険に加入しているかどうかは不明で、さらに悪質として判断されて保険金が下りない可能性もあるという。そのため、損害賠償が全額支払われる可能性があるようだ。