NY原油:大幅反落で45.52ドル、供給超過の解消に対する悲観的な見方が広がる

2017年5月5日 08:25


*08:25JST NY原油:大幅反落で45.52ドル、供給超過の解消に対する悲観的な見方が広がる
 NY原油先物6月限は大幅反落(NYMEX原油6月限終値:45.52 ↓2.30)。前日比-2.30ドルの45.52ドルで取引を終えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国による減産合意が延長されても、供給超過の解消や在庫水準の大幅な低下は期待できないとの見方が広がったことが要因。市場関係者の間ではOPECなどの主要産油国による減産合意が過大に評価されていたことは否めないとの声が聞かれている。需要増加につながる材料が提供されない場合、原油先物の上値は重いままとなりそうだ。チャート上では100日移動平均(51.61ドル水準)を大幅に下回る状態が続いている。《MT》

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