NY原油:反落、石油リグ稼動数の増加などが嫌気される
2017年5月2日 07:25
*07:25JST NY原油:反落、石油リグ稼動数の増加などが嫌気される
NY原油先物6月限は反落(NYMEX原油6月限終値:48.84 ↓0.49)。前日比-0.49ドルの48.84ドルで取引を終えた。リビア産原油の産出増や米石油リグの稼動数増加が嫌気された。また、一部投資家はサウジアラビアのアジア向け引渡し価格引下げも原油先物の下落につながったと指摘している。石油輸出国機構(OPEC)加盟国との協調でロシアは減産合意を順守する意向を示しているが、供給超過に対する警戒感は払拭されていないようだ。短期筋などのショートカバーは一巡したとみられている。チャート上では100日移動平均(51.70ドル水準)を大幅に下回る状況が続いている。《DM》