北ミサイル最大高71キロ、飛行50キロで爆発
2017年4月30日 17:29
菅義偉官房長官は北朝鮮が29日午前5時半ころ、北朝鮮内陸部の北倉(プクチャン)付近から弾道ミサイルを発射した事案について、2回目の記者会見を行い「弾道ミサイルは北東方向に発射した模様で、発射された弾道ミサイルは約50キロメートル離れた北朝鮮内陸部に落下したと推定される」と語った。
また韓国・聯合ニュースは韓国軍合同参謀本部が明らかにした情報として「北朝鮮が発射した弾道ミサイルは『最大高度71キロで数分飛行した後、空中爆発』した」としている。
菅官房長官は「詳細は現在分析中。今回の北朝鮮による弾道ミサイル発射は国連安保理決議等に違反するものであり、直ちに北京の大使館ルートを通じて北朝鮮に厳重抗議し、強く非難した」とした。
そのうえで「このような北朝鮮による挑発行為は断じて容認することはできない。政府として国連安保理の場を含め、米国や韓国を始めとする関係国と緊密に連携し、北朝鮮に自制を強く求める。また、いかなる事態にも対応することができるよう、必要な対応に万全を期している」と述べた。(編集担当:森高龍二)