マツダ新型クロスオーバーSUV「CX-8」は3列シート採用、年内発売
2017年4月29日 10:24
マツダは、新型クロスオーバーSUV「マツダ CX-8」を2017年中に日本で発売すると発表した。国内向けの新世代商品としては初の3列シート採用モデルとなる。
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CX-8は、マツダの新世代デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面的に採用した新世代商品群の最新モデルになる、とのことであるが、今回発表されている写真はインテリアだけで、外観の写真はまだ公表されていない。
昨今、3列シート付きのSUVがにわかに注目を集めつつある。可搬性の高さと、スライドドアのミニバンにはないスタイリッシュさを兼ね備えているからであるが、マツダの3列シート車についてはしばらく更新がなく、新たにCX-5をベースにした3列シート車が発表されるのではないか、という噂が囁かれていた。上海モーターショーに出品されるという噂もあったという(結局、出品はされなかったのだが)。
CX-5の後継ということでCX-6になるのではないか?と観測する向きもあったが、蓋をあけてみればCX-8であった。(なお、マツダのCXは1から順に作られているナンバリングのシリーズではなく、それぞれの数字で独立したモデルを構成している)
CX-8は、また、マツダの新世代技術である「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブテクノロジー)」も採用している。マツダ社の国内市場向けSUVラインアップにおいては、最上位のモデルとなるという。
同社によれば、「CX-8は、マツダらしい走りやデザイン・質感を備えながら、3列目まで大人がしっかり座れるパッケージングを実現した新型クロスオーバーSUV」であり、「すべてのお客さまに走る歓びと優れた環境安全性能をお届けすることで、お客さまとの間に特別な絆をもつブランド」だとのことである。(記事:藤沢文太・記事一覧を見る)