NY原油:大幅続落で50.44ドル、ガソリン在庫増加などが売り材料に
2017年4月20日 07:25
*07:25JST NY原油:大幅続落で50.44ドル、ガソリン在庫増加などが売り材料に
NY原油先物5月限は大幅続落(NYMEX原油5月限終値:50.44 ↓1.97)。前日比-1.97ドルの50.44ドルで取引を終えた。米エネルギー情報局(EIA)公表の週間統計で、ガソリン在庫が2月以降では初めて増加し、原油生産の水準は2015年8月以降で最高となったことが要因。供給超過を懸念して短期筋などの売りが活発となった。市場関係者によると、「米国のガソリン精製品の在庫が顕著に増加しており、全米48州で生産が拡大している」。チャートでは、100日移動平均線(51.66ドル水準)を大幅に下回っており、50ドル割れの警戒感が台頭している。《DM》