NY原油:続落で52.41ドル、供給超過への懸念強まる
2017年4月19日 07:24
*07:24JST NY原油:続落で52.41ドル、供給超過への懸念強まる
NY原油先物5月限は続落(NYMEX原油5月限終値:52.41 ↓0.24)。前日比-0.24ドルの52.41ドルで取引を終えた。前日に続いて米国内の生産拡大への懸念が相場を圧迫した。19日に公表される米国内の原油在庫は増加が予想されており、ポジション調整的な売りが優勢となった。18日発表された3月鉱工業生産と3月住宅着工件数は市場予想を下回ったこと、トランプ政権が税制改革をすみやかに実行することは難しいとの見方が浮上していることも嫌気されたようだ。
チャートでは、100日移動平均線(51.64ドル水準)を依然して上回っており、大幅安に対する警戒感は高まっていない。《DM》