マザーズ指数は反落、週末要因からの手仕舞い売りが大引けにかけて優勢に/マザーズ市況

2017年4月14日 17:06


*17:06JST マザーズ指数は反落、週末要因からの手仕舞い売りが大引けにかけて優勢に
 本日のマザーズ市場では、地政学リスクが高まっているなかで週末を迎えるとあって、ポジション整理の換金売りが優勢となった。SQ通過後は売り優勢となった日経平均と同様に、寄付きから売りが先行し、いったんはプラス圏に浮上する場面も見られたが、その後は大引けにかけて戻り売り圧力が強まった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1088.88億円。騰落数は、値上がり48銘柄、値下がり183銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、SOSEI<4565>、サイバーダイン<7779>、ミクシィ<2121>など時価総額上位銘柄が総じて軟調。マザーズ売買代金トップのサイバーS<3810>は前日にストップ高となった反動で急反落。ファイズ<9325>、テモナ<3985>などの直近IPO銘柄も、見切り売りに押されて大幅安。GNI<2160>、TKP<3479>、DDS<3782>、ビーグリー<3981>なども売りが優勢。一方、MRT<6034>は政府がICT活用で医療・介護の効率化進めると報じられて大幅高。Trends<6069>は引き続き著名投資家の大量保有が材料視される。メドレック<4586>は続伸、メタップス<6172>、ドリコム<3793>、Gunosy<6047>なども買いが優勢の展開となる。《KS》

関連記事

最新記事