アイリスオーヤマ、大型白物家電事業に参入、ルームエアコンを発売
2017年4月14日 06:19
アイリスオーヤマは13日、大型白物家電事業に新規参入し、第一弾としてルームエアコン2モデル4機種を28日に発売すると発表した。
同社は、2009年に家電事業に参入、シンプルな機能と生活の不満を解消する「なるほど家電」をコンセプトとして幅広い商品を開発している。近年は、増加する単身、少人数世帯の生活環境に最適な機能の商品を購入しやすい価格で販売し、顧客満足度の高い製品の提供を目指している。
新発売するルームエアコンは、適応畳数の目安が異なる2モデルに、各高機能機種の「Wi-Fi・人感搭載シリーズ」と標準機能機種の「スタンダードシリーズ」をそろえ、計4機種を発売する。
「Wi-Fi・人感搭載シリーズ」は、専用のスマートフォンアプリで遠隔地からさまざまな操作ができる。無線LANを本体に内蔵しており、自宅にWi-Fi環境があれば別売り機器の購入、設置をせずにすぐに専用アプリで操作ができる。例えば、外出時に室内の温度や電源の切り忘れの確認や帰宅前に電源を入れ帰宅時に快適な室温にしておくことが可能。また、人感センサーを搭載しており、人がいない場合に自動で節電設定に切り替えて省エネ運転をして消費電力を抑えられる。
そのほか、共通機能として、睡眠中の温度設定を1時間ごとに設定できる「おやすみモード機能」を搭載。内部洗浄機能や防湿モード機能などを備える。
価格は「Wi-Fi・人感搭載シリーズ」の冷房時の適応畳数6畳から9畳が7万9,800円、同8畳から12畳が9万9,800円。「スタンダードシリーズ」の冷房時の適応畳数6畳から9畳が6万9,800円、同8畳から12畳が8万9,800円(価格はすべて税別)。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)