Microsoft TranslatorアプリやSkype、日本語のリアルタイム音声翻訳可能に
2017年4月10日 07:37
Microsoft TranslatorアプリやSkypeなど、Microsoft Translatorを使用するアプリで日本語のリアルタイム音声翻訳が利用できるようになった(The Official Microsoft Japan Blogの記事、The Fire Hoseの記事、Translatorの記事、Skype Blogsの記事)。 リアルタイム音声翻訳は既にアラビア語、中国語(北京語)、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、ロシア語の9言語に対応しており、これらの言語と日本語間の音声翻訳が可能となる。音声翻訳は音声認識用のAIと機械翻訳用のAIを組み合わせて実現しているとのこと。 SkypeではSkype for Windows(デスクトップ版)とSkype Preview for Windows 10(UWP版)で利用可能となっており、音声通話とビデオ通話に対応する。Skype同士の通話では、どちらか一方がこれらのバージョンのSkypeを使用していれば音声翻訳が利用できるようだ。 実際の通話では、相手の話し声に続いて翻訳音声が聞こえ、アプリの画面上にも翻訳結果が表示される。簡単な日常会話程度なら問題なく使用できそうだ。一般の電話番号と通話するSkype Outでも利用可能だが、デスクトップ版では翻訳設定のオプションが表示されなかった。 Microsoft Translatorアプリ(Windows/Android/iOS)では、音声入力で翻訳するほか、ライブ機能を使用して複数のデバイスを接続すれば、他の言語を話す人とリアルタイムで会話ができるようになる。ライブ機能はMicrosoft TranslatorのWebサイトから利用することも可能だ。