Android Marshmallowのシェアが初めて減少
2017年4月9日 21:19
GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによれば、Android 7.0 Nougatが順調にシェアを伸ばす一方、Android 6.0 Marshmallowが初めて減少している。 今回のデータはGoogle Playアプリが4月3日までの7日間に収集したもので、0.1%未満のバージョンは除外されている。Android 7.0 Nougatは前月から2.1ポイント増の4.5%、Android 7.1 Nougatは前月と変わらず0.4%で、Nougat全体では4.9%となっている。Marshmallowは初めてランキングに登場した2015年11月以来増加を続けていたが、4月は0.1ポイント減の31.2%となった。 Android 5.1 Lollipopは2月に初の減少に転じたものの、3月は前月と同じシェアを保っていたが、4月は0.1ポイント減の23.0%。Android 5.0 Lollipopは0.4ポイント減少して9.0%となっており、Lollipop全体では0.5ポイント減の32.0%となった。 このほかのバージョンでは前月と同じ1.5%を保ったAndroid 4.3 Jelly Beanを除き軒並み減少しており、Jelly Bean全体(4.1.x~4.3)は0.5ポイント減の10.1%、Android 4.4 KitKatも0.8ポイント減の20.0%となっている。Android 4.0.x Ice Cream SandwichとAndroid 2.3.x Gingerbreadは、ともに0.1ポイント減の0.9%となった。 提供開始から7か月が経過したNougatだが、同時期のシェアとしてはLollipop(12.4%)やMarshmallow(7.5%)に及ばない。ただし、2月(1.2%)~4月(4.9%)の増加分では、Marshmallowの2016年2月(1.2%)~4月(4.6%)を上回っており、ペースの遅れはそれほど大きくないのかもしれない。