ルノー、「メガーヌR.S.」第3世代最期の限定車20+最終型200台発売

2017年4月7日 09:49

 ルノー・メガーヌR.S.は、ニュルブルクリンクで市販FF車として最高ラップタイムを2度更新するなど、FFホットハッチの欧州車ベンチマークとして歴史をつくってきた。その第3世代ルノー・メガーヌの本国における生産終了に伴って、フィナーレを飾る特別仕様車「メガーヌ・ルノースポール(R.S.)273ファイナルエディション」を200台の限定で発売する。

 名称の“273”は搭載する4気筒ターボエンジンの出力を表しており、273psというコンパクトなFF車としては破格のパワーユニットとなっている。

 メガーヌ・ルノースポール(R.S.)273ファイナルエディションは、3代目メガーヌのルノースポールを記念するモデルで、ルノースポール社で同車の開発に携わったトップテストドライバー、ロラン・ウルゴン氏のサイン入りシリアルナンバープレートを装備する。ファイナルエディションの価格は、これまでのカタログモデルと同じ399.0万円だ。

 また、ファイナルエディションに加えて“もっと特別な”20台だけの特別仕様車も販売する。それは、メガーヌ・ルノースポール(R.S.)273ファイナルエディションに、運動性能に直結する超軽量鍛造ホイールと軽量チタン製マフラーを装備した「メガーヌ・ルノースポール273パックスポール」である。

 装着する超軽量鍛造ホイールは、世界的に著名なレーシングホイール設計者であるロベルト・マルケジーニ氏が、日本で販売する20台の限定車のためにデザイン&設計したホイールだ。この鍛造ホイールは、ファイナルエディションに標準装備のホイールに比べて1本あたり3.3kg減(4本計13.2kgマイナス)となるスポーツホイールだという。モータースポーツ界で高い実績を持つアクラポヴィッチ社製で、ノーマル比4kg軽いチタン製スポーツマフラーと相まって、ルノースポールの運動性能をさらに引き上げる。

 この特別なホイールと特別なマフラーを装備する「メガーヌ・ルノースポール273パックスポール」の価格は、419.0万円である。(編集担当:吉田恒)

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