【注目銘柄】ジョリーパスタは自律調整一巡して上値試す、17年3月期業績予想に再増額余地
2017年4月5日 16:36
ジョリーパスタ<9899>(東2)に注目したい。中価格帯のパスタ専門レストラン「ジョリーパスタ」を展開している。17年3月期の業績(非連結)予想に再増額余地がありそうだ。株価は2月の上場来高値から一旦反落したが、自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
17年3月期の非連結業績予想(11月7日に増額修正)は、売上高が16年3月期比7.0%増の179億92百万円、営業利益が同32.0%増の10億54百万円、経常利益が同29.1%増の10億79百万円、純利益が同47.1%増の6億42百万円としている。
第3四半期累計の非連結業績は前年同期比6.1%増収、41.1%営業増益、39.7%経常増益、57.4%最終増益だった。既存店売上高が104.2%、全店売上高が105.9%と好調に推移し、エネルギーコスト低減や営業費見直し徹底などの効果も寄与して大幅増益だった。
そして通期予想に対する進捗率は売上高が75.3%、営業利益が85.7%、経常利益が86.7%、純利益が88.7%と高水準だった。通期予想に再増額余地がありそうだ。
株価は2月28日の上場来高値1683円から、利益確定売りや期末配当・株主優待権利落ちで一旦反落したが、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺で下げ渋り、サポートラインを確認した形だ。自律調整が一巡し、好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)