【銘柄フラッシュ】ソレイジア・ファーマなど急伸しシャープは一時7%高

2017年4月3日 17:01

 3日は、シャープ<6753>(東2)が一時7.2%高の504円(34円高)まで上げて大引けも5.3%高となり、4日続けて2013年7月以来の高値を更新。31日付で、米国子会社のうち1社が関連していた訴訟が相手方の取り下げにより解決したと発表したと発表。また、2017年中には東証1部に復帰するとの期待があり、当面は東芝<6502>(東1)よりも買い妙味があると期待する動きがあった。

 東証1部の値上がり率1位は北の達人コーポレーション<2930>(東1)となり、本日は10.0%高。引き続き、株式分割を通過して最低投資金額が低くなったため新た投資家の流入が期待とされ、株式分割など調整後の値段で上場来初の4ケタ(1000円)台乗せ。日本電子材料<6855>(東1)は大量保有報告書でタワー投資顧問の保有が判明とされて思惑が広がり急動意の9.9%高となり東証1部の値上がり率2位。いであ<9768>(東1)は3月22日の売買をもって東証2部から東証1部に指定替えになり、翌月末のTOPIX指数構成銘柄入りを先ドル動きとされて9.3%高となり東証1部の値上がり率3 位。

 関門海<3372>(東2)は3月29日付で主要ブランド「玄品ふぐ」の中国展開を発表したことが引き続き材料視され、なか一日置いて再びストップ高の21.7%高。川上塗料<4616>(東2)は第1四半期(12月~2月)の業績発表に期待とされて12.9%高。

 ソレイジア・ファーマ<4597>(東マ)は上場7日目になり、創薬候補への注目や大株主に投資会社ジャパンブリッジが居ることなどが言われて思惑が再燃しストップ高の32.1%高となり5日ぶりに高値を更新。夢展望<3185>(東マ)はRIZAP(ライザップ)グループ<2928>(札幌A)による株式買い増しが思惑を呼び2日連続ストップ高の18.2%高。

 オービス<7827>(JQS)は補助金収入による特別利益が好感されてストップ高の20.3%高。ロングライフホールディング<4355>(JQS)は引き続き中国での介護事業発表が材料視されて2日連続ストップ高の19.0%高。ソレキア<9867>(JQS)は富士通<6702>(東1)によるTOBに対しフリージア・マクロス<6343>(東2)の佐々木ベジ会長もTOBをかけておりTOB合戦とされてまたもや急伸の16.1%高。初穂商事<7425>(JQS)は関西圏を中心に門扉、フェンスなどの資材を取扱うエクステリア専門商社・アイシン(大阪府高槻市)との資本業務提携を発表し、一時2日連続ストップ高まで急伸し大引けも13.7%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事

最新記事