Google、Androidアプリでアスペクト比2:1以上の画面対応を開発者に促す

2017年4月2日 21:23

GoogleがAndroidアプリ開発者に対し、アスペクト比2:1以上の画面に対応することを促している(Android Developers Blogの記事The Vergeの記事[1][2]9to5Googleの記事)。 Samsungが先日発表したGalaxy S8/S8+のアスペクト比は18.5:9、LGの G6は18:9(2:1)となっている。こういったデバイスで最大アスペクト比が16:9に設定された従来のアプリを実行すると、上下または左右に黒い帯が表示されてしまうのだという。 従来よりも長い画面に対応させるには、マニフェストのエレメントに「android.max_aspect」という名前のエレメントを追加し、長辺を短辺で割った浮動小数点値で最大アスペクト比を指定すればいい。ここで「2.1」を指定すれば、アスペクト比が2:1を超えるGalaxy S8/S8+にも対応できる。 この値を指定せず、Android 7.0 Nougat以降でマルチウィンドウをサポートする「android:resizeableActivity」の値がtrueになっていない場合、デフォルトの最大アスペクト比は1.86(ほぼ16:9)になるとのことだ。なお、 最大アスペクト比の設定はAPIガイドの「Supporting Multiple Screens」でも解説されているが、現在のところ日本語版には記載されていないようだ。

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