【銘柄フラッシュ】ぱどやネポンなど急伸し新規上場のユーザーローカルは買い気配

2017年3月30日 21:15

 30日は、北の達人コーポレーション<2930>(東1)が株式分割通過後の新たな投資家流入などが期待されて15.5%高となり東証1部の値上がり率1位。ジーンズメイト<7448>(東1)は11.2%高となり東証1部の値上がり率2位。2月に個別指導トレーニングジムのRIZAP(ライザップ)の資本参加を受けており、ぱど<4833>(JQS)がRIZAPとの提携発表を材料にストップ高の25.7%高となったため連想が波及との見方。東陽倉庫<9306>(東1)は不動産再開発事業の寄与に期待が強まり大幅続伸の6.8%高となり、上場投信を除く東証1部の値上がり率3位。

 30日は2銘柄が上場し、スシローグローバルホールディングス<3563>(東1)は9時9分に公開価格3600円を4.7%下回る3430円で初値がつき、高値は前場の3575円、終値は3410円。ユーザーローカル<3984>(東マ・売買単位100株)は買い気配のまま気配値で上げる場合の本日上限に達し、公開価格2940円の2.3倍の6770円で買い気配。

 ネポン<7985>(東2)はJA全農が農産物の直売を増やすなどの事業改革方針を示したと伝えられ、事業機会の拡大などに期待が強まり25.8%高。日本アビオニクス<6946>(東2)は自民党の安全保障調査会などが防衛力強化の提言と伝えられて7.0%高。

 ファイズ<9325>(東マ)はネット通販の流通業務の受託拡大期待などでストップ高の16.0%高。WASHハウス<6537>(東マ)は株式分割による新たな投資家の流入期待などで13.2%高となり上場来の高値。

 ケイティケイ<3035>(JQS)は29日発表の業績予想の増額修正などが好感されてストップ高の26.2%高。遠州トラック<9057>(JQS)はアマゾンからの受託拡大期待などで12.4%高となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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