NY金:続伸で1255.70ドル、米政権の政策実行能力に対する不透明感を材料に

2017年3月28日 07:21


*07:21JST NY金:続伸で1255.70ドル、米政権の政策実行能力に対する不透明感を材料に
NY金先物は続伸(COMEX金4月限終値:1255.70↑7.20)。1245.60ドルから1261.00ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。トランプ政権が公約に掲げていたオバマケアの撤廃が見送られたことで、政権運営能力に懐疑的な見方が高まったことが材料視された。また、ドル指数は98.858まで下落するなど、ドルが主要通貨に対して売られたことで、金は割安感も意識された。

日足チャートでは、25日移動平均線(1235ドル水準)を上回っている。トランプ政権の政策実行能力に対する不透明感が下支えとなり、200日移動平均線(1271ドル水準)突破を意識へ。《WA》

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