クラシカロイド 第23話「八音の世界・前編」【感想レビュー】

2017年3月26日 18:02

記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ

 今回非常に後悔が遅くなってしまいました。申し訳ありません。春休みよ早く終われ。

 最終話直前になってようやく!!ようやくちゃんと話が動きました!!ここにくるまでどれだけこのクラシカロイドたちが寄り道しまくったか……!!

 いえ、それもここに至るまでに必要な課程だったのかもしれません。餃子を焼くための火炎放射器で家を焼いたり山の王になったり、凧で飛ばされたりしたのも意味があったんだと思います。

 そんな「 クラシカロイド 」もついに、本当に!佳境です!!

 これまでおふざけ三昧だったこの作品の佳境、そのあらすじと感想に参りたいと思います!!

■クラシカロイド ♪23「 八音の世界・前編 」


 ついにアルケー社で秘密裏に建設が進んでいた八音増幅装置、「オクトヴァ」が完成した。

 その起動に向けてバッハは全クラシカロイドの招集を求めてベトたちの捕獲を命じるが、すべてムジークで撃退されてしまう。

 しかしそんな事態を予見していた三弦は、かねてより開発と改良を進めていたミツルロイド改を用いてのオクトヴァ起動を提案する。

 それを承認したバッハによって、クラシカロイド7人は解雇扱いとなり、行き場所をなくしたチャイコとバダまでもが音羽館に転がり込んでくる。

 解雇されたのなら好きなように生きるだけと開き直ったクラシカロイドたちの一方、バッハと三弦はついにオクトヴァを起動。

 クラシカロイド以外のすべてが音を亡くしてしまう中、バッハのムジークが世界中に鳴り響く。

■クラシカロイドたちのマイペースさに脱帽


 ついに動き出しました、オクトヴァ!ムジークを利用して世界を作り替えるという壮大すぎる計画ですが、それにしても驚きました。

 世界が変わるというときに、しかもムジークを使用してってことは自分たちならどうにか止められるかもしれない立場であるにもかかわらず、とりあえず自分たちの好きなことを続行しようとするマイペースさ!!

 いやぁもう……さすが天才ですわ……好きなこと以外には目もくれないこの感じ最強ですわ。

 バッハ様が自分たちを勝手に八音のメンバーとして計画に組み込んでいたことを不満に思いつつ、かといっていらないもの扱いされるのもやっぱり気にくわないという、とにかく自分たちにすべての許可を得るべきという考え方。

 マイペースと言わずなんとします。

 しかしリッちゃん、ずっとアルケー社のカードで飲み食いしたり家賃を入れてると思ってたんですが、レストランでピアニストの仕事をしてたんですね……!!なぜ他の連中はやらないのか。特にシューさんとか。やれそうなのに。

 あとやっぱりシューさんはずっとラッパーキャラで通すんですね。毎度歌詞に困惑するんですが!

■音羽博士は間に合うか?


 今回は三弦さんがバッハ様の狂信者ぶりを発揮しすぎて自分勝手なバッハ様の理想を作り上げ、暴走を果たしましたが……まぁここに関しては予想していた人も多かったのではないでしょうか。

 しかしちょっと意外だったのは音羽博士。いや、なにか考えがないと困るなとは思っていたんですが、まさかちゃんとオクトヴァ起動に向けてのバックドアを仕掛けていたとは……!

 でもここで電気代滞納とは恐れ入りました。事ここに至って役に立たないグダグダさがさすがの「 クラシカロイド 」っぷりを感じさせます……!

 さて、次回はおそらく音羽館のクラシカロイドたちはもちろん、バッハ様もなにか動きを見せてくれるはず!!

 最終話に迫る次週、心して待ちたいと思います!!

 クラシカロイド 感想レビューまとめ

(あにぶ編集部/井之上)

©BNP/NHK・NEP

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