クモの猛毒から脳卒中ダメージを抑えるというタンパク質が発見

2017年3月25日 11:42

 非常に強い致死性の猛毒であるジョウゴグモの毒から、脳卒中に起因する脳のダメージを抑える可能性があるという成分が発見された(AFPPNAS掲載論文)。

 脳卒中は頭蓋内の血流に異常が発生し脳にダメージを与えるという障害だが、ジョウゴグモの毒から抽出された「Hi1a」という成分に、脳神経へのダメージを軽減できる可能性があることが分かったという。

 実験では、Hi1aを投与したマウスでその効果が確認されたという。

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