東京ディズニーシーに新キャラクター「ステラ・ルー」が登場
2017年3月23日 21:23
東京ディズニーシーでは、今春、ダッフィーの新しいお友達として、新キャラクター「ステラ・ルー」が登場する。各種グッズやメニューの販売は3月30日から、エンターテイメントには4月4日から出演予定だ。
今春、2年ぶりに登場する東京ディズニーシーの新しいキャラクターとして注目を集めている「ステラ・ルー」は、ラベンダーカラーの愛くるしい女の子のうさぎ。ぬいぐるみやコスチュームセット、コインケース、ぬいぐるみバッジ、ストラップ、ふせん、トートバッグなど各種グッズが3月から4月にかけて新発売される。他にも、スーベニアランチケース付のハンバーガー「ニューヨーク・デリのおすすめセット」や、スーベニアカップ付の「ストロベリームース」が販売される。
4月4日からは、ミッキーマウスやダッフィーと一緒に、クラシックなデザインの車に乗ってアメリカンウォーターフロントを挨拶して回るエンターテイメントも開始。背景にステラ・ルーのぬいぐるみを置いて撮影ができるフォトスポットも施設内に設けられる。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、オリエンタルランドのテーマパーク事業を担う二本柱で、2016年3月期では、双方を合わせたアトラクション・ショー収入は売上の45.6%、商品販売収入は35.0%を占めている。
一方で、2015年度には、「ワンス・アポン・ア・タイム」や「アナとエルサのフローズンファンタジー」といったメインイベントが2年目を迎えたことも影響し、入園者数は3,019万1,000人と前期を下回った。この入園者数減少もあり、チケットの値上げなどで1人当たりの売上高は増加したものの、16年3月期の営業利益は前期比40億円減の917億円となっている。オリエンタルランドでは、2017年3月期の売上高は3,973億円、営業利益は931億円と、前期を上回ると予想している。
これまでにもダッフィーの友達として、猫の男の子「ジェラトーニ」などが登場しており、ダッフィー&フレンズとして人気を集めている。いずれのキャラクターも、各種商品は東京ディズニーシーでしか購入できず、アトラクションもディズニーシーでしか見られない。そのプレミア感もあって、キャラクターは、ディズニーシーの人気を支える一因となっており、今回登場する新キャラクター、ラベンダーカラーのうさぎステラ・ルーが、ディズニーシーの新たな起爆剤となりえるのか注目される。(記事:服部小夜子・記事一覧を見る)