マザーズ指数は反落、地合い悪で利益確定売り、前日IPOの2社は強い初値形成/マザーズ市況

2017年3月22日 16:57


*16:57JST マザーズ指数は反落、地合い悪で利益確定売り、前日IPOの2社は強い初値形成
 本日のマザーズ市場では、日経平均が400円を超える下落となるなど相場全体の地合いが軟化したことを受けて、前日の上昇に対する利益確定の売りが優勢となった。物色は直近IPO銘柄や材料株の一角に集中する形となった。なお、マザーズ指数は反落、売買代金は概算で1169.17億円。騰落数は、値上がり52銘柄、値下がり172銘柄、変わらず8銘柄となった。マザーズ指数は前日の上昇分を帳消しにし、1000pt台半ばでのもみ合いが続いている。
 個別では、SOSEI<4565>、JESHD<6544>、アカツキ<3932>、Aiming<3911>、ITBOOK<3742>などが下落。また、前日急伸したサイバーS<3810>や、足元で利益確定売りが強まっているGNI<2160>は10%を超える下げとなった。一方、直近IPO銘柄のビーグリー<3981>やファイズ<9325>がストップ高水準まで買われた。2月の月次売上高を発表したレントラックス<6045>も上げが目立ち、アステラス薬<4503>と共同研究契約を締結すると発表したリボミック<4591>は朝方急伸した。その他、DDS<3782>、うるる<3979>、レノバ<9519>などが上昇し、アスカネット<2438>、ミクシィ<2121>、ACCESS<4813>は小幅高となった。
 なお、上場2日目の力の源HD<3561>は公開価格の約3.7倍、IIF<6545>は同約3.8倍となる高い初値を付けた。《HK》

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