「在庫処理」で不要な薬や多量の薬を提供していた病院
2017年3月21日 20:53
あるAnonymous Coward 曰く、 広島県の病院が、使用期限が迫った薬を処分するため、患者らに本来は不要の薬を投与したり、薬を過剰に投与していたことが明らかになったという(読売新聞)。投与された患者の1人で体調不良が発生する被害も起きているという。
この病院の会長は「薬は経験則で使った」として在庫処分を否定しているが、投与を批判した医師に対し院内で「「在庫はどうするんじゃ。病院経営も考えろ」などと反論したという話も出ている。
問題の薬は、パーキンソン病の治療薬「レキップ」。使用期限の迫ったものが70錠あったため、62錠を6人の患者に投与したという。会長が投与を指示した量は通常の8倍だったそうだ。