平次と和葉が主役!?『名探偵コナン から紅の恋歌』の内容とは
2017年3月21日 21:44
■春のアニメ映画として定着しつつある『名探偵コナン』
2017年4月15日から公開予定となっている『名探偵コナン から紅の恋歌』。名探偵コナンの劇場作品も21作目となり、今では春のアニメ映画の定番となりつつある。21作品の中には推理だけでなく恋愛色が濃く出ることもあるが、今回の作品ではサブキャラクターである平次と和葉の恋愛が中心になるようだ。
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■『名探偵コナン から紅の恋歌』の大まかな内容
高校生探偵である工藤新一は、ある薬を飲まされて小学生の体になってしまう。そんな彼が「江戸川コナン」として生活をしながら、さまざまな事件を解決していく。
コナンには「西の名探偵」と呼ばれる服部平次というライバルがおり、彼はコナンの正体を知っている数少ない人物でもある。その彼がある日、テレビ局で百人一首を取りしきる「皐月会」の会見に参加していた際、爆破事件に巻き込まれる。平次は幼なじみの遠山和葉と一緒に行動していたが、逃げ切れず局内に取り残されてしまう。その窮地をコナンの手を借りて脱するが、平次とコナンは爆破事件に違和感を覚える。
事件後、2人は競技かるたの高校生チャンピオンである大岡紅葉に出会う。彼女は平次を「未来の旦那さん」と呼び、平次に近づいていく。幼なじみの和葉は紅葉の言動に納得できず、平次を賭けて2人はかるたで勝負することになる。
紅葉と和葉が対決を決めたころ、京都の嵐山にて殺害事件が発生する。その事件の被害者は、テレビ局で会見をしていた皐月会の関係者だった。殺害現場のモニターには大岡紅葉の姿が映っており、さらに現場にはかるたが散らばっていたのだ。コナンは紅葉と事件の関係性と共に、平次とのつながりについて追いかけることになる。
■「平次と和葉の関係に進展があるかも」と話題を呼ぶ
劇場版の『名探偵コナン』においては、毎回派手な演出と共にダイナミックな犯行トリックに注目が集まる。しかし、今回の『から紅の恋歌』では平次と和葉の恋愛に発展が見られる可能性があるとのことで話題を呼んでいる。
平次は鈍感で素直でない性格のため、和葉からプレゼントを受け取ったとしても素直に喜ぶことができない。また、自分から好意を伝えることは絶対にない。映画の過去作『名探偵コナン 迷宮の十字路』において平次の初恋の相手が和葉だとわかったとしても、その気持ちを伝えることはなかった。
しかし、今回の『から紅の恋歌』では和葉のライバルとなる大岡紅葉が出現する。2人の間に水を差すキャラクターが登場することで、少なからず平次と和葉の関係性が変わると予想される。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)