WEFが第9回公開シンポジウム、デザイン思考でファッションビジネス再生の道を
2017年3月17日 18:36
(左から)金井政明・良品計画代表取締役会長、IDEO Tokyoデザイン・ディレクター石川俊祐氏、バイオ・アーティスト福原志保氏
ファッション関連分野で働く女性の活躍支援団体「ウィメンズ・エンパワメント・イン・ファッション(プロジェクトWEF)」(尾原蓉子会長)は2017年3月28日(火)、第9回公開シンポジウム「デザイン・シンキング(Design Thinking)―これからのファッション・ビジネスの価値創造に不可欠なアプローチ―」を東京ウィメンズプラザで開く。
今回のシンポジウムは、「デザイン・シンキング」がテーマ。新たなビジネス・コンセプトや新製品開発、新しいビジネスモデルのデザイン(設計)について考える企画。「デザイン・シンキング」とその展開について学ぶことで、不振が続くファッション・ビジネスの価値創造と再生のための突破口を探る。
基調講演のゲストは、営業・商品分野で良品計画の成長を支え、同社の構造改革にも取り組んできた金井政明・良品計画代表取締役会長、米コンサルティング会社IDEOの日本法人IDEO Tokyoのデザイン・ディレクター石川俊祐氏、石川氏と同じセント・マーティン大学で修士課程を修了したバイオ・アーティストで、Google社のウェアラブル衣料開発プロジェクト「ATAPプロジェクト・ジャカード」のリーダーも務める福原志保氏。
金井氏は、「無印良品のデザイン哲学『感じ良いくらし』 ~グローバルブランドを育てた“生活美学”~」、石川氏は、「IDEOのイノベーションを生む仕組みと文化」、福原氏は、「アーティストとクリエイティブ・イノベーションの関係から未来のファッションビジネスを考える」をテーマにそれぞれ講演。人々が求める「ありたい生活を実現する新たな価値創造のビジネス」に取り組む3つの世界的企業のリーダーが、ファッション・ビジネスに不可欠な「デザイン思考」について語る。
参加希望者は、名前、企業名、部署・役職、住所、電話番号(携帯可)、メールアドレスを記入の上、WEFホームページ、Eメール、ファックスで申し込む。応募締め切りは3月21日(火)。
■公式サイト:http://www.wef-japan.org
《第9回公開シンポジウム「デザイン・シンキング(Design Thinking) ― これからのファッション・ビジネスの価値創造に不可欠なアプローチ ―」概要》 開催日:2017年3月28日(火) 時 間:18:30~20:40分(21:00~22:30 懇親会/会費3,000円) 会 場:〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-67 東京ウィメンズプラザ B1「ホール」 参加費:企業会員・個人会員のWEF規定内参加は無料 一般・企業会員・個人会員 3,000円/学生(先着30人) 1,000円」