デンマークの農場に埋まっていたメッサーシュミットBf109
2017年3月17日 17:12
maia 曰く、 デンマークで14歳の少年が、家の農場に埋まっていた第二次大戦中のドイツの戦闘機メッサーシュミットBf109の残骸やパイロットの遺骨などを発見したという(CNN.co.jp)。
残骸を発見した少年は、歴史の授業で第二次大戦の何かを調べるという課題を与えられており、それを聞いた父親が冗談半分で金属探知機で農場内を探すことを提案したという。父親は祖父から家の農場に大戦中に戦闘機が墜落したとは聞いていたものの、古いプレートか何かが見つかればという軽い気持ちだったようだ。だが、農場内のどうやら沼だったところで機体の断片が見つかったことから、掘削機を借りて7〜8mの深さまで掘り進めることになったという。その結果、パイロットだと思われる骨や着衣、未使用のコンドーム3個、デンマークの硬貨が入った財布、食料配給券といった所持品が見つかったという。
通報を受けて爆発物処理班も出動し、残骸と遺骨は北ユトランド歴史博物館に運ばれた。書類も見つかっており、パイロットの身元も判明する見通しらしい。当時、近郊の都市オールボルグにあったドイツのパイロット養成所から飛来したと思われるそうだ。