この素晴らしい世界に祝福を!2 第8話「この痛々しい街で観光を!」【感想レビュー】
2017年3月13日 07:37
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
パーティ随一の変態ことダクネスの筋肉…じゃなくて、アダマンタイトを含んだ鎧が原因で走り鷹鳶に追われてしまっているカズマ一行。彼らは無事に討伐することができるのか!?無事に何事もなくアルカンレティアに到着できるのか?そしてお風呂シーンはやってくるのか!!!
カズマを呼ぶとき、パーティの3人が「カズマカズマ!」と2回呼ぶのが密かに好きな第8話レビュースタートです。
■この素晴らしい世界に祝福を!2 第8話「この痛々しい街で観光を!」のあらすじ
ダクネスをめがけてパーティ一行を乗せた馬車に突っ込んできた走り鷹鳶。ダクネスの変態力とカズマの機転によりこれを攻略し、その後もアンデッドに襲われたりと散々な旅路だったが、なんとかアルカンレティアに到着したカズマ達。美しい街並みを観光していこうと嬉々として散歩をするカズマとダクネスだが…。
■走り鷹鳶一掃作戦!
「チキンレース。それは猛スピードで障害物へ突撃し、死ぬ寸前で身をかわすことで度胸を試すスピードゲーム。今その危険なゲームの障害物に、彼女が選ばれていた」
唐突のカズマナレーション。ダクネスは相も変わらず恍惚としている。そんなダクネスに悠然と向かっていく走り鷹鳶は…ダクネスの目の前で飛び越える!!
次々とダクネスの真上を飛び越えていく鷹鳶たち。そういえばチキンレースだからぶつかっちゃ意味ないんでしたよね。
しかし「発情したオスたちが…」と危ない発言をしているがみんなオスなのか…?
またダクネスめがけて戻ってくる走り鷹鳶たち。カズマは崖がないかと聞くが、あるのはこの先にある洞窟だけだという。
作戦を思いついたカズマは洞窟へ馬車を走らせるよう依頼。ダクネスも馬車に乗せようとするが、重い。重くて持ち上がらん。
そんな折「私をロープで縛り付けて運べ!緊急事態だ、仕方がない遠慮するな仕方が無いのだから!!!」色々ともうダメだ。
魔法で沼を作り鷹鳶を足止めするウィズやダクネスにヒールをかけて援護するアクアをよそに
「こんな貴族にもあるまじきボロボロの格好で…カズマー見るなー(棒読み)こんなボロボロにされていくみすぼらしい私を見るなー!!!」
と喜び叫ぶドMの女王ダクネス。
ギリギリで洞窟の入り口に着き、すかさずダクネスをぶん投げて入り口に放置するカズマ。重くなかったのかよというツッコミをよそに、カズマの狙い通り洞窟の中へ入っていく走り高鳶。
そしてめぐみんの爆裂魔法が炸裂!見事に走り鷹鳶を撃破したのであった。
冒険者などから猛烈に感謝される一行であるが、自分たちが原因だと言うことで喜べないカズマ。なんとかうまいことごまかして報酬はもらわなかったようだ。
鍛冶スキルでダクネスの鎧を修復させているカズマの向かいで、得意の花鳥風月で観客を魅了するアクアと手伝わされるウィズ。
「あいつこっちの道で食っていけばいいのに」
■トラブルメーカーはまだそこに
その夜。何かが来るのに感づいたカズマ。そばにいためぐみんとウィズを起こそうとするが起きない。ダクネスや冒険者も気づいて眼を覚ます中、千里眼を使って正体を見てみると…なんとアンデッドの群れがやってきていた!ん?アンデッドの群れ?どこかで見たことあるような…。
はい、アンデッドの狙いはやはりアクアだった。寝込みを襲われたアクアはすかさず広範囲に渡ってターンアンデットを掛け浄化していく。一緒に寝ていたウィズも気絶してしまう。その横で大きく口を開けて寝たままのめぐみんもある意味すごい。
「ははは!この私がいるときに出くわしたのが運の尽きね。さぁ片っ端から浄化してあげるわ!!」
もはやお家芸と化しつつあるマッチポンプ。すいません報酬は絶対に受け取れませーん!!
一方、ゆんゆんは今日もカズマの屋敷に来ていた。
■水と温泉の街アルカンレティア
ついにアルカンレティアに到着した一行。中世ヨーロッパを思わせる建物の作りにレンガの道。エルフにドワーフまで街にいて、まさにファンタジー。
新しく美しい街並みに歓喜する一行。
色々とお世話になった馬車とおっちゃん、一緒にいたレッドドラゴンことちゃりっぱとの別れを惜しむめぐみん。ちゃりっぱってなんだ…。
どこぞの女神のせいで気絶しているウィズを背中に抱えるカズマだが、不自然に体を揺らしていることには誰も突っ込んでいない。
羽衣を出してはしゃぎまわるアクア。どうやらアルカンレティアはアクシズ教団の総本山だという。
「変わり者が多いと評判のアクシズ教団?ここが連中の総本山!?」
早速嫌な予感を感じ(ながらウィズを揺する)カズマの目の前に、早速街の人に歓迎される一行。しかし街の人は隠す気もさらさら無くアクシズ教団への入信をせがむ。
アクアがアクシズ教のプリーストだとごまかして退散して事なきを得る。
一方ウィズはまだ気絶していた。どうやら三途の川らしきものが見えるし、その先には
「こいよ、こっちこいよ!」と 、1期でアクアに倒されたベルディアの声が。
寸前で眼が覚めるウィズ。ドレインタッチでダクネスから体力を分けてなんとかなったようだ。
ウィズをよそにアクアは「アクシズ教団本部に行ってくるちやほやされてくるわー!」とめぐみんとともに街へ繰り出している。カズマとダクネスも街をみる事にした。
■水と温泉(と入信書)の都「アルカンレティア」
アクシズ教の総本山だけあって、最高神アクアの銅像も街の中に祀られている。神の素性を知っているカズマは思わず「詐欺だ」とこぼす。
その後ろで突然倒れた街の人に思わず手を貸すカズマ。
「お礼に何かさせてもらえないでしょうか。この先にアクシズ教団の運営するカフェがあるんです。そこで私とお話ししませんか!」
なんともしつこいアクシツ教団(多分間違ってない)の勧誘。エリス教徒のダクネスが仲裁するが、エリス教とわかるやいなや唾を吐いてその場を後にする。心配するカズマをよそに、ダクネスは興奮していた。
その後もあの手この手でカズマ達に入信をせまってくる街の人たち。怖い。もう宿に戻りたいと弱る一方で「みんなでここに住まないか!」と興奮冷めやまぬダクネス。あの、あなたの信仰してるエリス神が邪教神呼ばわりされてたんですけど…。
帰り道、女の子が眼の前でずっこけたのを助けるカズマ。あぁ、こんな街にも純粋な子はいたんだなぁ!と喜ぶ最中、カズマの名前ってどう書くの?と聞く女の子。紙を差し出したかと思うと、それはまたもや入信の契約書…。
「くそったれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
「おにいちゃあぁぁぁぁぁん!!!!!!!」
そして流れるエンディング。タイトルが「おうちに帰りたい」なのがまた…。
■やっぱり安息なんてなかった
2期になってからさらに変態度が増しているように思わせながらもパーティ1の体力も見せたダクネス。もう名前「タフネス」にでも変えたほうがいいじゃないかなと思いますが、対するアクアもキールダンジョンの時を思い出させるトラブルメーカーっぷりも健在の第8話でした。やっぱり簡単には心を落ち着けられないカズマでしたとさ。
現実での入信勧誘はされた事がないので、私はもし街に入ってすぐあんな勧誘をされたら怖くて逃げ出したくなりますね…。
あとさりげなくですが、今回出てきた数々のアクシズ教徒たち。中の人が藤田咲さんや毎回出演している稲田徹さん、渡辺明乃さんに南央美さんとやたら豪華な顔ぶれでした!迫真の演技っぷりが恐ろしさを増していましたね(笑)
ってあれ、今回温泉入ってないですね…次回は温泉回になるんでしょうかね!期待してますよ!
(あにぶ編集部/頭皮パッション)
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