「マーベル展」六本木ヒルズで開催 - 衣装、小道具など200点が集結
2017年3月12日 17:56
マーベルの大型総合展覧会「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」が六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで、2017年4月7日(金)から6月25日(日)まで開催される。本展は東京での開催を皮切りに、全国複数会場を巡回予定だ。
■マーベルとは
マーベル(MARVEL)は、その時々の時代背景・社会情勢を反映し驚きとエンターテインメントを生み出してきた作品シリーズ。超人的なパワーを持つ個性豊かなスーパーヒーローたちと、エキサイティングなストーリーが支持されている。『アベンジャーズ』や『アイアンマン』などの映画作品も世界的にヒット。日本でも人気が高い。
■日本初公開の資料・衣裳・小道具など約200点が集結
マーベルの総合展覧会「マーベル展 時代が創造したヒーローの世界」では、アベンジャーズやスパイダーマンなどおなじみの作品やキャラクターの展示をはじめ、日本初公開となる貴重な資料、衣裳や小道具など約200点を展示。「ヒストリー」「ヒーロー」「カルチャー」「シネマティック・ユニバース」「アート」の5つの視点から、過去から現在に至るまでのマーベルとその世界観を感じることができ、人気の秘密を紐解く構成となっている。
■「ヒストリー」誕生した歴史を遡る
「ヒストリー」のセクションでは、マーベルの歴史が紹介される。創成期はコミックブック出版のブームが興隆した1930年代に遡る。前身であった出版社「タイムリー・コミックス」が1939年にアンソロジー・コミック誌『マーベル・コミックス』の第1号を創刊したのが、事実上のマーベルの始まりだと言われている。その後すぐに『キャプテン・アメリカ・コミックス』が誕生し、第二次世界大戦を背景に大変な人気を集めた。そして、スーパーヒーロー・コミックス文化が新時代を迎えた1960年代、1961年の『ファンタスティック・フォー』を皮切りに、現在活躍するスーパーヒーローたちが続々と生み出されていった。
■「ヒーロー」3つ切り口で見る、スーパーヒーローたち
マーベルがつくり出す広大な世界には、数千人にものぼるスーパーヒーローたちがいる。 彼らは誰ひとりとして同じではなく、それぞれに違う個性を持つ。 「ヒーロー」のコーナーでは、そんなスーパーヒーローたちの戦う姿と日常の姿を、彼らが主に活躍する3つのフィールドから紹介する。コミックならではのSFやファンタジーの要素を含んだ壮大な世界観の中で活躍するヒーローたち、地球を守るために国際的に活躍するヒーローたち、最後に街の住民たちを守る地元に愛されるヒーローたちといった3つの切り口だ。
■「カルチャー」アニメ・映画・ゲームへ広がるマーベルを堪能する
マーベルのパワフルなキャラクターたちは、コミックにとどまらず、アニメ・ゲーム・TVドラマ・舞台・アトラクション・映画といったあらゆるジャンルに浸透している。「カルチャー」では、バリエーション豊かなジャンルへの展開の中でマーベルが創りだしてきた世界と他のカルチャーに与えた影響を紹介。さらに、日本とマーベルとの関係の中で生まれた作品なども展示される。
■「アート」日本の漫画家・イラストレーターたちによるマーベルアート
「アート」のコーナーでは、有名アーティストたちによる作品を始め、日本の漫画家・イラストレーターたちの手によるマーベルのアートを紹介。“アメコミ風”のデザインだけではなく、様々な画風のヒーローたちに出会える。
【詳細】マーベル展 時代が創造したヒーローの世界会期:2017年4月7日(金)〜6月25日(日) ※会期中無休。時間:10:00〜22:00 ※入館は閉館の30分前まで。会場:六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー住所:東京都港区 六本木6-10-1入場料:一般 1,800円、高校生・大学生 1,200円、4歳〜中学生 600円、シニア(65歳以上)1,500円※展望台、森美術館入館料を含む。【問い合わせ先】TEL:03-6406-6652© 2017 MARVEL