A.P.C. 2017-18年秋冬ウィメンズコレクション発表

2017年3月11日 21:49

 A.P.C.(アー・ペー・セー)は、30周年を記念し、ランウェイショー形式で2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを2017年3月6日(月)フランス・パリで発表した。

 ショーの始まりは創立年とウィンターを意味する「HIVER 87」のロゴ入りカットソーから。このロゴは、30年前A.P.C.初コレクションのラベル名前となった「HIVER 87」から取ったもので、アニバーサリーを祝う存在となりコレクションの一部モデルに使用されている。

 30年経たA.P.C.が描くものは、今も変わらない。ベーシックで機能的、着る人を選ばないが逆に纏うことでその人の個性が引き立つ装い。定番のデニム、ステンカラーコート、ブラウス、ジャケット。カラーは穏やかなベージュと爽やかなライトブルー、シックなブラックで揃えた。遊びといえばフラワープリントのドレス。胸の辺りで色を切替え、同時に模様も変化させる趣向を凝らした一品だ。

 アイテムそのものに主張はないが、スタイリングは斬新だ。トレンチコートのベルトをデニムスカートのベルトループに通してレイヤードさせたり、シャツドレスの上からデニムスカートを重ねたり。テイスト違いのコート、例えばアウトドア風ジャケットとレザー縁取りのうーつコートは2つ一緒に羽織り、ビッグサイズのデニムジャケットはベルトできゅっとウエスト絞り華奢なシルエットへと生まれ変わらせる。

 足元は人気のレザーサンダルを揃えて。合わせたソックスはルーズなもので、たっぷりと足を覆う感じが何とも可愛らしい。

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