講談社、電子書籍を販売できるサービス「じぶん書店」を提供へ

2017年3月10日 07:00

 講談社は9日、スマートフォンだけで個人が電子書店を開設できるサービス「じぶん書店」を4月にリリースすると発表した。

 同社が展開している電子書籍約32,000点から売りたいタイトルを選び、推薦コメントを入れるだけで、簡単に自分の電子書店を開設できる無料のサービス。売れた書籍の10%が電子書籍の購入などに使えるアフィリエイトコインとしてもらえる。また、コインは他のポイントやマイルに替えることもできる。

 書籍の販売促進活動としては主にSNSが利用でき、簡単にシェアできる機能が提供される。シェアされた記事を見た人がその書籍に興味を持つとアプリをダウンロードするなどの手間もなく、すぐに試し読みが可能。その場で会員登録をすれば購入もできてしまう。

 サービス開始時には、講談社から作品を出版している作家の書店や、編集者の書店も開設予定という。将来的には他の出版社の作品や、動画や音楽などのデジタルコンテンツも取り扱う予定としている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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