北ミサイル発射受け「2+2」開催へ調整急ぐ
2017年3月8日 13:52
稲田朋美防衛大臣は記者会見で、北朝鮮が6日に弾道ミサイル4発を発射したことを受けての安倍晋三総理と米国・トランプ大統領との電話会談で確認された「日米の外務・防衛」大臣による「2+2」会談開催について、「開催は早ければ早い方が良い」とし、「調整を急ぐ」と語った。
稲田防衛大臣は「国会もあり、向こうのご都合もあるので、それを調整して、できるだけ早く開催できるよう調整を続けていきたい」と急ぐ考えを示した。
稲田防衛大臣は、6日行ったマティス国防長官との電話会談について「私から北朝鮮による度重なる挑発行為は断じて容認できず、日米両国間の緊密な連携が必要である旨述べた」とした。
また「マティス長官からも同様の立場が示され、拡大抑止を含め、日本を防衛するゆるぎないコミットメントが改めて示された」としたうえで「同盟調整メカニズムも活用して日米間での情報共有を進めるとともに、今後の対応について緊密に連携していくこと、同盟の抑止力・対処力を一層強化していくことを確認した。さらに、日米韓三ヶ国での緊密な協力を進めることを確認した」と述べた。(編集担当:森高龍二)