森友学園問題が中心にならざるを得ない 民進・榛葉氏
2017年3月2日 11:57
民進党の榛葉賀津也参院国対委員長は1日午後の記者会見で、同日の参院予算委員会での議論の中心になった学校法人森友学園への大阪府豊中市の国有地払い下げをめぐる問題について「今はどうしても森友学園の問題が中心にならざるを得ない」と語った。
そのうえで「明日(2日)から(一般質疑の)10時間コース一巡で明後日まで議論することになる。引き続きこの問題を追及していきたい」と語った。
また、同日開いた党の衆院の国対役員・筆頭理事合同会議で、山井和則国対委員長は「森友学園の問題を調査するため、前日、現地視察した。到底8億円分の産業廃棄物が埋まっているという風には少なくとも昨日見た限りでは思わない」と語った。
また、この問題が安倍晋三総理の妻を名誉校長とする小学校開校予定地だったこと(安倍昭恵夫人はすでに名誉校長を辞任)、森友学園が運営する幼稚園教育が「教育勅語」を園児に素読させるなどしていることなどもあり、海外メディアからも注目されていることを「海外メディアから『記者会見に通訳をつけて欲しい』と要望があった」ととの表現で紹介した。(編集担当:森高龍二)